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2005-08-10

コメント

森本 將之

「クリシンで学ぶことは役に立つのだが、権力を持っている上司で論理ではなく感情的に意見をつぶされる場合はどう対処すればよいのか」という質問があったとのことですが、これはすばらしい質問だと思います。

で、2つのコメントがあります。

一つめ。あるひとつの議論では権力により、部下は負けることがありますが、クリシンを学び、身につけた人は、上司も次第に気をつけてモノを言わなければならないと思うようになることが多いということです。論理で話をしてくる人という、会社での認識をいかに早く創りあげるかを考えることが重要だと思います。中期的に上司も貴殿の言うことを聞かざるをえなくすることです。ひとつひとつで小さくは負けても、全体で大きく勝つということです。

もう一つ。論理だけでは、ビジネスは動かないこともよくありますが、クリシンで論理的にビジネス判断の結論を引き出せないと、ゴールが設定できないため、感情で抵抗する人たちをリードできないと思います。ゴール設定とシナリオ作成は、ビジネスにとって必要不可欠な能力です。
また、感情論には、説得するというより、原理原則に立ち返って、ゴールに対して、熱くモノを言っていくというのが良いと思います。ただ、これは、スキルレベルであり、きちんと経験すれば誰でもできるようになることでしょう。

結論。これからの人にとって、クリシンは必須です。

さえこ

言い方一つ、そしてクリティカルシンキングの前に人間性を磨く、論理的な説明でモノは買いませんが、情緒的な説明でモノは買われます。

一番大切なことは、「上司とウマが合うか、合わせられるか」でしょう。
合わせられる人の意見はよく聞いてくれるものです。

人がモノを買うのは、そのモノが欲しいからではなく、そのモノを買う瞬間の“心地よさ”を買っている、と誰かが言っていました。

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