本日は人事担当者向けのセミナー講師を担当した。セミナータイトルは「現場力を高めるための問題発見・解決力強化プログラム」。
昨今、我々のお客様から「現場力」を高めるためには何をすべきでしょうか?という声を耳にする。
もちろん、強い現場があれば良いのは間違いないが、現場だけ強くても必要十分ではない。ローランドベルガーCEO遠藤氏がまとめた「現場力を鍛える」でも「強い会社は正しいことを正しくやり続けることができている。正しいこと、とは、すなわち合理的な戦略を指し、正しくやり続けること、これが現場力を指す。」というように解説がなされている。
つまり、力強く成長する企業になるためには、正しい戦略を描き、その戦略を実現するための組織が組成され、その上で強い現場を作ることが不可欠であるということだ。
では、強い現場、現場力とは何か。我々は「組織のビジョンや戦略を実現させるため、現場の核となるリーダーが、メンバーとのインタラクション(双方向のやり取り)を通じて、課題を一つひとつ具体的行動に落とし込み、やりぬく力」と考えている。
このような力を職場に浸透させていくためには、
1)問題を見つけ解決していくという「仕事のプロセス」
を定義する
2)仕事の各プロセスで考えを深める問いを立て、正し
く結論を出す力を身に付ける
3)問題解決のプロセスを有効に機能させるツールを
活用する
という3つの要素が欠かせない。そして、我々GOL部門は、特に2)について主に研修という手段を通じて企業の皆さまのお手伝いをしていくわけである。
ここ数年で、特に名古屋に来てから、現場力強化というテーマで非常に貴重な経験を積ませていただいている。しっかりと吸収して、多くの方々に自らの学びをお伝えできるようストレッチしていきたいと思っている。
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