あるクライアント企業で先輩社員が新人を教えるというスキームを取っていて、その先輩社員のフォローという仕事を行っている。
その日の研修が終わり、とある先輩社員に教えてもらったことがある。それは、研修を終えた新人からのアンケートに「先輩に教えてもらって人間性を高めていきたいと思いました。本当に感動しました。」というコメントをもらったそうである。そのアンケートを読んだご本人もそうとう感動したことであろう。
どのような仕事でも人を感動させるということはなかなか難しい。そして、さらにその感動を言葉として表現してもらうという機会もそれほどないのが現実である。メーカーさんになるとモノを媒介としてお客様に接するからなおさらだろう。
一方で、我々は人材育成という分野の仕事をしているわけであるから、幸いにも人の成長に寄与することができる。そして、サービスの受益者であるお客様と直接接点を持つことができる。それに全力に取り組むことができれば、成長した本人が感動し、それを共有いただける機会が生まれるはずである。
今回の方のように私も「感動しました」なんて言われる仕事を増やしていきたいと思う。
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