GMOの熊谷社長が書いていて大ヒットとなった「20代ではじめる『夢設計図』」を読む。既に30代ではあるが、遅ればせながら同書を手に取った。
この本を読み強烈に感じたのは、熊谷氏のNo.1への強いこだわりである。熊谷氏は言います。
「一番が好きではなく、一番にならなければ周囲の人たちから笑顔をもらえないから一番になりたいのです。(中略)あなたがGMOのサービスを利用しているとして、もし雑誌やネットのランキング記事でGMOがNO.1になかったら、どう感じますか?また、友達から「GMOよりよいサービスがあるよ」と言われたら「そっちにすればよかった」と思いませんか?
つまり、No.1でなければお客様は私どもの提供するサービスに喜んでお金を払ってくれないのです。」
No.1でなければならない、そうなりたい、という強い思いを感じさせる文章である。よくグロービスの堀も小さくてもいいから自分たちが定義したマーケットでNo.1になることが重要である、ということを語る。それによりお客様から自然に選んでもらえるようになるからだと言う。
いずれのメッセージからも言えることは、Only Oneと周囲から言われるためにはNo.1にならなければならないということなのである。
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