この1週間で複数名の方々との面談を行う。何のためかというとGMSの奨学生を決めるためである。GMSではクラスのリーダーとなりうる方を対象にして奨学金を出すことを制度化している。
その選考のための面談をするのだが、当然ながら皆さん仕事を持たれているので、開始が19時ごろからになる。そして、それぞれ約1時間、
-どのようなキャリアを歩んでこられたのか
-なぜグロービスで受講しようと考えたのか
-これからどのようなキャリアを築いていきたいのか
ということをお伺いしていく。私はできればその方がこれまで考えてこなかったようなことについて質問したいと思っている。答えられないようなこと、考えてこなかったことをその場で考えてもらうことでその方の本質が見えてくると考えているからだ。
表層的な質問で終わってしまうとなると判断する材料を得ることもできないし、ご応募いただいた方にとっても失礼であると思っている。従い、深堀をしながら質問を重ねていくので、非常に深い話になる。
私はこの面談がとても好きである。
なぜかといえば上記のような過程の中で、その人の心の奥深いところに触れることができるような気がするからである。そして、そうすることで、その人とつながったような気になるのだ。面談されている方はそう感じていないかも知れないが、私はそのように感じている。
ご応募いただいた方、全てに奨学金を提供したいという気持ちもあるものの、原資の関係上絞り込んでいかねばならないのが心苦しいが致し方ない。
願わくば、応募から面談にいたるプロセスでご応募された方にとってのなんらかの気づきがあればと思っている。
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