今日はグロービスの大学院で「ビジネス・ファシリテーション」の第一回目のクラスであった。実はスクールで講師をするのは約2年ぶりでとても久しぶりであった。その間、講師業は企業向けカスタマイズ研修のみで実施していたのだ。
そのクラスの合間に紹介したのが「最後の授業」である。ご存知の方も多いであろうが、この本はカーネギーメロン大学の教授であるランディ・パウシュ氏が癌で余命わずかである中で行なった授業の模様がまとめられている。
以前、弟にDVDを見せてもらったのだが、本を先週読む機会があった。新幹線で読んでいたのだが一人涙を流してよんでいた。それほど感動する内容である。
このことをクラスでぜひ伝えたいと思っていて、私の考えるキャリアの話とあわせてお伝えした。
充実したキャリアを創るためには何が必要か。もちろん、やるべきことはやらなければならない。しかし、やりたいことを忘れてはならない。やりたいことを見出すことこそが、よりよいキャリア形成の根幹である。あくまでスキルはそれを実現する武器でしかない。
ランディ・パウシュ氏は私の思いとも重なることを同書の中で語っている。もちろん、自身が実践した美しいストーリーとともに。
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