井上陽介のブログ

不思議なクラス

本日は某社に朝から17時まで研修に入り、その後、GMS名古屋校に移動する。本日は18時からのクリティカルシンキングAクラスの代講を担当するのだ。

Aクラスは阿部ジョージ講師が通常は担当するクラスなのだが、今日はよんどころない事情で名古屋に入ることができず、私が代わりにクラスを担当することになった。

クラスがスタートして名札を覗き込むと、なぜかカタカナで変な名前が書いてある。皆さんにお聞きするとすべての方々にあだ名が付いているそうだ。どうやら、ジョージさんの影響のようである。

それぞれのあだ名は、

　－ミッシェル
　－エンペラー
　－あにき
　－スティーブ
　－ゆず
　－あねご
　－トミー
　－ムラーノ
　－マネジャー
　etc...

という感じで、それぞれの個性をベースにつけられている様子。

よい大人が！とお怒りになる方もいるかもしれないが、このあだ名のおかげで受講生間のコミュニケーションが非常にスムーズかつ濃密になっているように感じられ、クラスはとてもよい雰囲気で進む。

懇親会にもお邪魔させていただいたのだが、懇親会ではさらに和気藹々とした空気でとてもよい人間関係が形成されていることを実感した。

それにしてもあだ名で呼び合うクラスは初めて。私も懇親会の席で、「トシキ」と命名されたのだが、なぜか最後の方は「CT」とか「スキャン」とか呼ばれていたような・・・。

不思議だったけれど、なんだかうれしい出会いだった。(^^)

＞クリシンAクラスの皆さん

本日はありがとうございました！とても楽しいクラスでした。これからもよろしくお願いいたします！(^^)/

　

思考系科目説明会

本日は科目説明会のファシリテーターを担当する。科目説明会とは、GMSの受講生向けに新しい科目の内容をご理解いただくために開催する説明会である。

今回は「ビジネス定量分析」と「ビジネス・プレゼンテーション」の2つの科目を対象にした科目説明会であった。

「クリティカルシンキング」が”言葉”による定性面を中心した論理思考力を強化するのに対して、「ビジネス定量分析」では、ビジネスの共通言語である”数字”をもとに合理的な判断をする能力の向上を目指している。

一方の「ビジネス・プレゼンテーション」は”聞き手を動かす・導くこと”を目的に「クリティカル・シンキング」で学んだ内容をベースに”論理的なプレゼンテーション”を構築・実施していく方法を学んでいく。

本日の説明会では、クラスで行う演習を使いながら皆さんにクラスのイメージを持ってもらうことを目的に進めた。アンケートを見ると満足度はまずまずだったので、当初の目的は達することができたのではないかと自己評価している。

私はクリシン講師を担当しておりその経験から感じるのは、クリシンだけでは論理思考の基本を押さえるところまでしかいけないということである。ぜひさらなる学びを得るために思考系科目を幅広く学んでいってもらいたいと考えている。

　　

それぞれの科目の内容にご興味がある方は以下の書籍をご覧ください。

＜ビジネス定量分析にご興味のある方＞

　

＜ビジネスプレゼンテーションにご興味のある方＞

　

クリシン4回目

秋も深まり、気温もかなり下がってきている。今日は今年初めてコートを着て出社した。

本日はクリシンのクラスで4回目。4回目になると展開が相当スピーディーになる。テーマは問題解決でケースを使って議論をしながら、ある会社の課題を探ってゆく。皆さんのがんばりにより、無事セッションを最後まで終えることができた。

11月も折り返し地点。今年はあと1ヵ月半。やり残したことがないよう、やるべきことをしっかりとやって年末を迎えたい。

「ご臨終メディア」で思考停止を考える

「ご臨終メディア」という本を読んでいる。

　

この本は今の日本のメディアの「思考停止」状態を洗い出し、批判し、あるべきメディアのあり方について、対談形式で掘り下げている著である。

対談者は森達也さんと森巣博さん。森さんの本はかつて「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」という本を読んだことがある。森さんはオウム真理教をテーマに描いたドキュメンタリー映画の監督を務められた方である。

同書は、日本のメディアが構造的に権力に対して従順になってしまっている現状や権力に対して質問する力を失っている記者の実情を提示し、その危険性を提示している。

私はメディアに身を置いていないので同書で取り上げている実情が本当なのかはわからない。ただし、この本で主張する「思考停止」や「質問力を失う」ことの危険性については多いに賛同する。

ビジネスの現場でも、「本当にそれでよいのか？」「なんでそんなことをやらなければならないの？」という質問を投げかけることを忘れ、言われたからやる、ということで結論を出すケースがある。また、忙しいことを理由に「まーそれでいいんじゃないの」と安易に結論を出すことがある。

その結果、現場に大きな混乱が生まれてしまうこともあるし、経営上の大きな損失につながることもある。

当事者意識を持ち徹底的に考える姿勢を持つこと、疑問を持ち、理解できないことへは質問を投げかけることの重要性を、自戒の念を込めつつ、本書で見つめなおしたい。

クリシンと深夜特急

昨日はクリシンの第3回目のクラスであった。直前までTV会議をしていてバタバタしてしまったが、クラスは順調にスタートした。

クリシンのクラスは3回目からスピードが上がっていく。徐々に演習課題も難易度が上がっていく。クラスでは活発に質問をもらえてうれしい。質問をもらえるというのはよい関係性が築けている証拠だと思う。

その後の懇親会の一角で受講生の方々と旅行の話で盛り上がっていた。4人で過去行って楽しかった場所などを語っていると、ある方が「実は僕は『深夜特急』にあこがれているんです。」と言った。

すると、そこにいた私を含めた4人全員が「『深夜特急』、読んだことありますよ！」ということになり、大いに盛り上がった。

深夜特急と言えば、作者は沢木耕太郎さん。大沢たかおさんが主演でドラマ化されたのでご存知の方も多いだろう。

　

私が「深夜特急」を読んだのは、大学生のころ。6冊あるが、一気に読み終えたことを思い出す。その前から旅行は好きだったが、そこから毎年１回は海外に行こうと考えるようになった。

我がクリシンクラスには旅好きの似たもの同士が集まったのかもしれない。

おにぎりせんべいのマスヤでクリシン

本日は近鉄特急に乗って伊勢市に向かった。伊勢市からタクシーに乗り、おにぎりせんべいで有名なマスヤさんに向かう。

　＜宮川＞

　

　

　

　　

おにぎりせんべいは関東の方はご存知ない人もいるかもしれないが、関西、そして中部の人だったら知らない人はいないぐらい有名なお菓子である。私も関西に転勤になって初めて食べたが、それ以来味が忘れられずファンである。（おにぎりせんべい調査隊レポート）

マスヤさんに着くと畑や田んぼの中に、近代的な建物が目に飛び込んでくる。お伺いすると最近建てかえたばかりだそう。

会社に着くとお願いしていた工場見学をさせていただく。残念ながらすべてのラインは動いていなかったが、おにぎりせんべいが大量に流れ出てくるところを拝見できて面白かった。大量に流れ出てくるせんべいからベテランの品質管理担当の方が質の良くないせんべいを目で見てより分けていくのだ。プロでなくてはできない技である。

　

その後、クリシンのセッションを行なう。セッションでは16名の方が参加されたのだが、受講者の方々に大変活発に発言してもらったのでとてもやりやすかった。

そして、帰りにお土産に「マスヤおかしセット」をいただいてしまった。ありがたくいただき、マスヤさんを後にした。　

学びは真似るから始める

本日は某社の研修に立ち会う。コンテンツはクリティカルシンキングである。

久々に他の講師の方のファシリテーションを見る機会であった。

学ぶことがたくさんあった。もちろん、自分とはタイプが違う方なので、すべてそのまま取り入れることはできないが、勉強になることが多かった。

”学び”の語源は”まねび”である。”真似る”ということが”学び”のルーツである。真似というと何か姑息な印象を与えかねない言葉であるが、学びの本質にはここにある。

我々は何かを始めるとき、たとえば、スポーツをはじめる時には先達の技を真似ることが上達する上での近道になる。

真似ることを通じて基礎を作り、その基礎の上に自分のオリジナリティを加えていく。物事を体得していく上では、このようなプロセスは欠かせない。

　

クリシン講師としての飛躍

本日はクリティカルシンキングCクラスの代講であった。本来担当する別の講師が事情がありどうしても今回のクラスを担当するために名古屋に来ることができなかったため登板となった。

これまで数多くのクラスを経験してきたが、今回のクラスでは大きな手ごたえを感じた。本クラスを終えて、自らを振り返り講師としてレベルが一段上がったのではないか、と感じている。

昔以上に受講者の方々がどこに引っかかっているのかが見えてくる。そして、その引っかかるポイントを効果的に浮き彫りにする質問が自然と出てくる。

観察力、傾聴力、質問力が高まってきたのであろう。

　

過去を振り返ると、同じような経験をしたことがある。学生時代サッカーでの経験である。

それまでは気がつかなかったのだが、ある日、相手がいやなポイントがはっきりわかるようになった。そして、そこに向けてパスができるようになっていく。そして、それを境にいつでも実践できるようになったのだ。それによりプレイヤーとしての能力が一段飛躍したことを思い出す。

今回もそのような一段の飛躍があったのではないか。

ただし、目指すべき姿ははるかかなたである。これからも精進を重ね、一段一段レベルを上げていき、さらなる高みを目指したい。

　

10月期クリシン、キックオフ

本日は10月期のクリシンがスタートした。何度もやった第一回のクラスであるが、やはりはじめは緊張感がある。受講生の方々もはじめは緊張されている様子。

しかしクラスが終わったあとの懇親会には大半の方が参加して、大いに盛り上がって終了した。今期のクラスははじめから一体感を感じる。ぜひよいクラスにしていきたいと思う。

帰りは電車に乗ることができたのだが、ホームを歩いていると、巨大なプーさんを発見。見ると外国人の集団が変なコスチュームで電車を待っている。異様な光景だったので、お願いして写真を取らせてもらった。

彼らはニュージーランドから来ている検疫官だそうだ。人生を楽しんでいますね～。

四日市でクリシン

四日市に向かった。四日市に行くのは1年半ぶりである。前回は某社に営業に来ていたのだが、今回は別の某化学メーカーにお招きいただいたのである。

同社に勤めるある受講生（以下Yさん）がスクールを受講し非常にためなったので、何とか同僚にグロービスのクラスを受講してもらいたいと考えた。そのことを弊社スタッフの稲葉に相談いただき、社内でクリシン体験セッションを行うことが決まったのだ。

Yさんが社内の意識の高そうなメンバー20数人に声をかけ、結局当日は20名弱の方々にお集まりいただいた。かなりの確率である。

2時間弱ではあるが、クリシンのほんのエッセンスを体験いただくためのセッションをさせていただいた。和やかなムードで笑いも巻き起こり、皆さんには楽しんで学んでいただけたのではないだろうか。

今回の体験セッションを終え、グロービスを理解いただくためには、やはり体験いただくことが非常に重要であると改めて認識した。グロービスのサービスは無形物であるからパンフレットや教材だけみても、本当の意味では理解しきれないだろう。それを打破するためには、体験いただくことが早道である。

三重県にはまだまだアプローチできていないので、今後はさらに三重県での活動の幅を広げていきたい。また、それ以外のエリアでも、今回のような機会をいただけるなら、ぜひお邪魔したいと思う。

さて、その後、四日市市内にある呑喰（どんく）でYさんと同僚の方、そして、稲葉と井上で様々なことを語り合った。結局、11時過ぎまでご一緒して、近鉄特急の終電に乗り込んで名古屋に向かった。

＞Yさん、今回のような機会を作っていただきありがとうございます。またお会いしましょうね！