ダスティン・ホフマン、トム・クルーズが出演した映画「レインマン」を見た方も多いだろう。
このレインマンが舞台化された。出演は、橋爪功さん、椎名桔平さんである。スケジュールが合えばぜひ行きたいと思っていたが、昨日日曜日はバッチリ予定があったので見に行くことになった。
話の流れは、親と断絶した弟、自閉症の兄、この二人が出会うことから始まる。自閉症の兄は何も現実を理解できないようではあるが実は全てを記憶している。弟は父親を憎んでいるのだが、それは誤解が重なった結果であることが兄との出会いを通じて見えてくる。そして、二人の出会いがそれぞれの人生に大きな影響を与えていく・・・。
笑いあり涙ありの舞台に仕上がっていた。特に橋爪功さんの演技は素晴らしかった。自閉症ではあるが記憶力が我々の常識を超える。しかし、弟と心を通わせ弟の人生に影響を与えていく、というを難しい役どころであったが、感動を伝えてくれた。
様々な思いが交錯して後半は涙をいっぱいにしながら見ていた。そして、舞台が終わった瞬間にはとてもさわやかな気持ちになることができた。本当に素晴らしい舞台であった。感謝!
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