本日の日経に「ハーバード卒 経営に新風」というタイトルの記事を読んだ方も多いことだろう。この記事では「経済のグローバル化に伴い、MBAが再評価されている」と述べている。
そして、楽天の三木谷社長、ローソンの新浪社長、ダイエーの樋口社長、東ハトの辺見社長、LVJジャパンの藤井社長、DeNAの南場社長など、蒼々たるメンバーが紹介されている。いずれもハーバードのMBA卒である。そして、その中にグロービスグループ代表の堀も紹介されていた。
では、皆さんはMBAで何を得たのだろうか。この記事によると、三木谷さんは「ベンチャーを志したのはMBA仲間の影響が大きかった」と語っている。南場さんも「クラスメートがシリコンバレーに次々に進出したことが良い刺激になった」と語っているようだ。また、カーライルのマネジングディレクターの朝倉さん(実は元グロービスの方)は「社内の投資業務責任者に同期が5人いる」という。それ以外にも、新浪さんが始めた若手の会についても紹介されている。
もちろん、ハーバードのMBAで得られる学びは大きいだろう。ケースメソッドを繰り返し繰り返し行い、経営者の視点で意思決定の疑似体験のトレーニングを行っていくことを通じて経営判断力は高まるはずだ。
しかし、MBAを終え、最後に残るのは「仲間」の存在であることが皆さんのコメントを拾っていくと見えてくる。ある意味同じ釜の飯を食った仲間が得られることに、実は大きな価値があるということなのだろう。
その仲間が各方面で活躍していて、場合によってはお互いをサポートし合ったりしている。そして、互いに刺激を受け、切磋琢磨をしていくことでそれぞれが高まっていくのだ。
グロービスも今まで以上にこのハーバードのような強固なネットワークを生み出していく必要性を感じる記事であった。
たけし、
そうだね。どんな人と出会えるかによって人生が変わってくるよね。
そして、その人を呼び寄せるのは自分次第なんだよね~。
投稿情報: 井上陽介 | 2006-03-31 14:17
ハーバードもMBAもマサチューセッツも全て人脈作りっしょ!
そう、人が経済を動かしている以上、最後は人。
人脈がものを言うんだよね。
最近、ちょっと六本木ヒルズで仕事してる億万長者に会ったけど、そこでもやっぱり人脈なんだよね。
あそこに住みたいんじゃなくて、あそこにいると人と出会うスピードがハンパじゃないって、実感した。
名古屋にいると考えられないスピードで物事が進む。
それも全て人。人が人を紹介して、新しいビジネスが生まれる。
まあ、三木谷さんは、最初はショッピングモールに反対してたくらいだしね。でも、友人のススメで始めたって。結局、最後は人(脈)だよね。
投稿情報: 須磨 | 2006-03-28 01:36