今日、とある会社の同世代の方々と語らう機会があったのだが、会社に対する考え方が違うことに改めて驚きを感じた。
彼らとじっくり話していたのだが彼らは会社とこの先数十年勤めていくことを前提に様々なことを語っている。一方で私にはそのような感覚はなく、数年先も同じ会社にいるかもしれないし、そうではないかもしれないという感覚である。
対極まではいかないが、ずいぶんと感覚が違っていた。いずれが正しいということではない。ただ単に違う、というだけである。では、その違いはどうして生まれているのか。
1つは私は独立心が強いのだろう。社会人になって思っていたのは、社外でも通用できるような力を身に付けていきたい、自立した仕事人になりたいということであった。そのような気概を持ち、仕事に取り組み、学んできたつもりである。これは自ら事業を興した祖父や祖母の影響が強いのではないか。
そして、もう1つは周囲の環境であろう。今日お会いした方々はいわゆる大企業に勤めている。するとあまり独立して生きているような人や会社を何度も転職している人と出会う機会は少ないのではないか。一方でグロービスにいるとGMSで多くの多様な生き方の人たちに出会うことになる。そのような人たちとの交わりの中で価値観が変化していったのだろう。
繰り返しになるが、いずれがよい、というものではない。自分らしい生き方をすればよいだけで、大切なことは自分はどのような生き方が居心地がよいか、ということを認識することである。居心地がよければその人はよく働き、よく周囲に貢献するであろうから。
語り合う中で様々なものが見えてくる。話し合うって大切である。
ご無沙汰っす!
GMSにはちょこちょこ行ってるものの、なかなかお会いできないですねー。
『会社に対する考え方の違い』興味深く読ませていただきました。
自分の人生の軸足、価値観、目的の置き方によって、会社というものの捉え方が変わるんでしょうね。
ま、たまにはそんなことを語らうために飲みにでも行きましょう(^^)
投稿情報: 土`川 | 2006-06-01 08:57