第二セッションは「キャリア」「スポーツ」「環境」の3つのテーマから選択するのだが、私は「環境」セッションに参加する。
今回のASKA会議はリゾナーレを使用させていただいているのだが、その運営会社は星野リゾートである。「環境」のセッションでは、その星野リゾートさんの「環境」に関する取り組みについて勉強させていただく。
まず、そもそも星野リゾートが重視している大切な3つの点を紹介いただく。一つは顧客満足。そして、一つは収益性を高めること。最後、環境において高い評価を得ること。星野社長いわく、それらのバランスを創っていくのが非常に難しいとのことであった。
当然ながら、利益を出すということと環境保全をする、ということは短期的に見れば相反する目的である。それを乗り越えて理想を実現することができるとそれが競争優位性にもつながるという話を星野社長からお話しいただく。
星野社長の講演を聴いた上で、実際にリゾナーレでの取り組みについて体験型で学んでいく。例えば、ゴミの回収と分別を行っているが、その分別を体験する。また、社内向けに開発した分別ゲームというPCを使った研修教材を体験させていただく。さらに、星野リゾートでは、ゴミの回収からできた堆肥を使ってリゾナーレで畑を作っているのだが、そこを見学して回った。
畑ではプチトトマトやナスが栽培されていた。実際にその畑に行き、トマトをいただいたのだが甘みがあって非常においしい。また、ワインも振舞われて大変楽しく、また「循環型の仕組み」について考えさせられるセッションであった。
そのセッションのあとは食事をしながらの交流会になるのだが、結局数十人の方々と名刺交換をしながら話をする。もちろん、今日や明日のセッションのパネラーの方々も一緒である。
私の場合は、私がグロービスの大阪オフィスに勤務しているころに出会った方々と数年ぶりに再会ができて大変楽しい時間を過ごすことができた。
さて、明日はどうなるであろうか。楽しみである。
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