井上陽介のブログ

名古屋オフィスの引越し慰労会

今日は名古屋オフィスの引越し慰労会で、伏見と名古屋の間ぐらいにある「くらり」というお店に向かった。京風というコンセプトのお店で雰囲気はGOOD。料理はなかなかおいしいのだが、京風と言っていたわりには途中で手羽先が登場。もちろん、おいしく食べたのだが自分が名古屋にいることを再認識した。(^^;;

手羽先と言えば、最近「山ちゃん」の看板に山崎邦正の写真が出ているのを皆さん気付いているだろうか。”山ちゃんつながり”ということなのだろうが、これが集客にどう役立つのだろう、と不思議に思っている今日この頃。

慰労会では非常に楽しい時間を過ごすことができた。ほとんどのメンバーはまだグロービスに入って1年に満たない。それでもずいぶん昔からの仲間のような感覚で話をすることができる。本当によい仲間に恵まれているなぁ、ありがたいなぁと感じている。このような雰囲気を維持しながら成長を目指していきたいと思う。

名古屋オフィス、拡張します！

今週末は名古屋オフィスの拡張工事だった。

名古屋オフィスは2004年1月にオープンした。もともとはそれほど早くオフィスを開設する予定はなかったが、期待以上に多くの受講生の方々にお集まりいただき、急遽オフィスを開設することとなった。いくつかのビルを当たったが環境面、条件面でフィットした近鉄新名古屋ビルにオフィスを開設することとした。と言っても、いきなり東京や大阪のような規模は実現できない。04年1月の段階では2教室とラウンジ、オフィススペースを作りスタートすることとなった。

今年の4月ごろビル管理会社の方から時間をもらえないか、という打診があった。そこで、「実は隣のスペースが空くことになったのです。まずはグロービスさんにお知らせしようと思いまして。」という話をいただいた。ちょうどそのころオフィスも定員に近づいているし、受講生用の勉強会室もないのでそろそろ拡張を考えないとまずいなぁと考えているころであった。早速拡張後の事業プランを立ててEC（Excutive Committe：グロービス経営会議）に諮り、承認をいただくことになった。拡張についての具体的なプランニングはスタッフである谷口、小林にお願いをすることとした。

そして、約2ヶ月弱の準備期間を経て拡張工事が土曜日の22時からスタートした。工事が始まると1時間もすると原形を留めない状態まで解体されてしまう。

《解体の模様》

1.ドアがなくなる

2.作業が進む

3.壁がなくなる

   

 

 

本当にアッという間もなく解体が進んでいってしまい、「ここでこんなことがあったなぁ」なんて感慨に耽っている暇はなかった。(^^;;

そして、19日より新オフィスがオープンした。今回の拡張の結果、受講生の方々にとっても伸び伸びと学べる環境ができたと思う。オフィスの中は雑然としているが、新しいスタートを切ったということで改めて心機一転がんばっていきたいと思いを強くした。

《新オフィス：入り口とラウンジ》

   

 

3年連続プレジデントアワード受賞！

今年もプレジデントアワードを受賞することができた。発表の場である昨日のAll Staff Meetingには参加できなかったが、同僚から教えてもらい受賞を知った。今回の受賞で3年連続合計4回目の受賞である。

　＊プレジデントアワードについてはこちら！

守秘義務もあるので具体的な内容をココでご紹介できないのは大変残念であるが、今回のプロジェクトはお客様と継続的な議論を重ねながら新しいサービスを作り上げていった。そのプロセスを通じて、大きな学びを得ることができたが、その一方で自分の力のなさも痛感した。

今回の受賞は、ともにお客様のニーズに応えるために精一杯活動したチーム全員の勝利である。非常に優秀で個性的なメンバーに囲まれ刺激的な日々であった。今後も引き続きお客様との仕事は継続するであろうから、チームにより貢献できるよう成長を目指していきたい。

このような受賞はうれしいことであるが、大切なことはすぐにこの成功を捨てることであると思う。環境も、お客様も、競合も変わり続けている、進化し続けている。もちろん、自分自身も変化し続けている。だからこそ、一度の成功をすぐに捨て、次の仕事にめがけて動き続けることが重要であると思う。

プレジデントアワードノミネート

グロービスには7月に年に一度のプレジデントアワード表彰がある。プレジデントアワードとは、　グロービスグループの発展に寄与した方の栄誉を讃えることを目的に設置された賞である。

実はこれまで3度の受賞をしている。1度は2000年である。入社した年はとにかく一所懸命に駆け抜けた。当時は営業を担当していたが、頭を使ってよいやり方を考えるいうよりは積極的に動くことを通じて結果を出すことを目指した。目指したなんて書くとかっこよいが、要はそれしかできなかったのである。ありがたいことにその活動が評価されての受賞であった。

2度目は2003年である。この年は、大阪でETチームというチームのリーダーを務めていた。そのチームは当然複数のプロジェクトを進めていたのだが、そのうち、某企業（以下A社）の組織開発の仕事を手がけるにいたった。A社が大きな変革を目指す上で、人材・組織のスキル開発を重点的に行う必要が出てきており、それを全面的にグロービスがバックアップすることになったのだ。約4ヶ月間、ほぼ毎週先方のプロジェクトチームと面談・議論を繰り返し、スキームを確定させていった。それらの活動が評価されて受賞にいたった。

3度目は昨年である。グロービス・マネジメント・スクール名古屋校開校プロジェクトが評価されて受賞にいたった。（その模様はコチラ！）

そして、今年度も候補者のショートリストに名を連ねることができた。現在お付き合いさせていただいているB社さんとのプロジェクトが評価されてのことである。我々以外では、ほかにも10の負けず劣らず高い成果を上げたプロジェクトがノミネートされている。

いよいよ発表は明日。明日は別の会社さんの研修のため、発表がなされるAll Staff Meetingには参加できない。その場でのドキドキを体験できないのは残念であるが、発表を楽しみに待ちたい。結果はどちらだったとしても、一年間がんばってきたことに間違いはないのだから胸を張って結果を受け止めたい。

ベンチャーへの投資案件

ある受講生の方からご紹介をいただき、ベンチャー企業（以下A社とする）の社長とお会いした。

A社は環境関係についての技術とそれを実現する上で必要になる各社への強いパイプを持っている。非常に有望なマーケットに入ろうとしていてビジネスチャンスを感じさせる。そして、A社の社長から「ぜひグロービスのベンチャーキャピタルに投資を検討してもらいたい」という要請があった。

ご存知の方もいると思うが、グロービスは「ヒト・カネ・チエのビジネスインフラを構築し、ビジネスの創造と変革を促す」というビジョンを持つ。そのカネの分野を担当しているのが、グロービス・キャピタル・パートナーズ（以下GCP）である。GCPは現在200億円超のファンドを運営しており、30社を超える数の企業に対して投資を行っている。
以前名古屋でも講演いただいたワークスアプリケーションズやGDH等、投資先でIPOに至った企業もあり、ファンドの運営成績は順調である。ただ、中部圏の企業に対しての投資実績は少ない。

名古屋オフィスを作るにあたって、事業としてGMSやGOLを立ち上げるだけではなく、ほかの事業にとってもシナジーを生み出せるように進出していきたいと考えていた。それもあって東海ビジネスドットコムさんをはじめベンチャー支援を積極的に行っている団体とも交流を図っている。

今回のA社の話が実際に投資に至るかどうかは今後の検討によるが、ぜひ今回のような案件を増やしていきたい。中部圏においても元気なベンチャー企業が現れれば、元気といわれる中部経済もさらに活性化されるであろうから。

もし、有望な案件がありましたら井上に一言お声がけください。よろしくお願いします。m(_ _)m

企業再生セミナー開催

6月17日に企業再生をテーマにしたセミナー「企業を再生させるには～投資ファンドと企業再生の現場の実際」を開催することになった。企業再生というと新聞紙上には話題に上るが、その実態の姿をイメージするのはなかなか難しい。その理由は近くにそのようなビジネスに携わっている人がいないからではないかと思う。

今回は、東京で友人達と企画していたキャリアを考える団体の講演に以前来ていただいた笹井さんに話を持ちかけた。笹井さんはヒューレッドパッカードの最年少本部長になった方で、現在はコーリンメディカルテクノロジーという一度は民事再生法に陥った会社で再生支援を行っている。コーリンメディカルテクノロジーはカーライルからオムロンに売却され、オムロン傘下になったことが先日報道されたばかりである。

笹井さんにコーリンで行っている仕事を語ってもらうだけどもよいとも思ったのだが、できれば、もうお一方、ファンドの立場で企業再生に携わっている人にお越しいただきたいと思った。そこで、その方面の人脈も厚い笹井さんにご紹介いただけないか、とお願いすると、早速アドバンテッジパートナーズの馬場さんをご紹介いただいたのだ。

セミナー当日は100名近い方にお越しいただいた。笹井さん、馬場さんからは企業再生と言うある意味”平時”ではなく”戦時”状態での経営の厳しさを語っていたいただいた。そして、そのプロセスを通じて、プロフェッショナルとしての仕事観について熱く語っていただいた。

参加された方からは、

－普通ではあまり聞けない話を拝聴できて大変興味深かった。
－再生に実際に取り組まれている方の話でとてもリアルで、かつわかりやすく満足しました。また、普通のマネジメント上でも参考になりました。
－「量も質もとる」等の言葉に刺激を受け、大変そうだが、再生の仕事をやってみたいと感じました。
－再生のプロとはいえ、魔法のような手法を取っているのではなく、地道で、愚直なプロセスなのだと感じました。

等の感想があり、多くの方にとって参考になったのではないかと思う。

GMS名古屋校を創る際、GMSのような学ぶ場を提供するだけではなく、「経営における最新の知恵を発信し、名古屋において経営に関する情報のハブになりたい」と思っていた。このような活動を繰り返していくことで、その将来像に一歩でも二歩でも近づいていきたい。

クローズアップ現代に登場！

NHKのクローズアップ現代にグロービスが登場した。タイトルは「孫・堀江を越えろ～台頭する20代経営者たち」で、グロービスのベンチャーキャピタル部門が行っているベンチャー支援の様子の一部が紹介されていた。

非常にポジティブな内容だったようでそれを見た友人から早速携帯にメールが飛んできた。「NHK見てたら突然堀さんが出てきたからビックリしたよ！」とのことであった。

TVの影響はまだまだ大きいんですね～。

2005年を迎えて

気が付けば2005年に入り1ヶ月が経とうとしている。2005年という年に向けて何を実現していきたいのか、自分なりに考えてみたい。

2005年に思いを馳せる前に、2004年がどのような年だったのか考えると、仕事は予想以上にうまくいった年であった。名古屋にオフィスを構えたのは昨年の1月であった。その後、GMSは順調に受講生の方々にお集まりいただいている。一方で、GOL（法人向け人材・組織開発）の事業立ち上げを推し進めたが、こちらもクライアント企業の数が予想を大幅に上回って増加している。また、GCP（ベンチャーキャピタル）でも投資先候補の発掘が進んでいる。いずれも、2004年年初に予想していた状態よりも大幅に上回る結果となった。
（これもひとえに受講生の皆様のおかげです。ありがとうございます。m(_ _)m）

ただ、課題もある。一つは組織の充実である。ビジネスは拡大していく一方、組織構成員も年初の3名から6名と倍増している。しかしながら、今後想定される需要を考えるとますます拡大させていく必要があるのは間違いない。
また、順調に推移しているとはいえ、まだまだ、グロービスの認知度は低い。認知度を高めていくためにできる露出を高めていきたい。

個人としては、昨年は仕事に没頭しすぎプライベートでの活動が止まってしまった。例えば、毎年サッカーは年間20試合はやっていたにも関わらず、昨年は3試合程度しか参加できなかった。また、趣味の一つである読書も、相当ペースが落ちてしまったし、友人と飲みに行く回数は激減してしまった。

ということで、2005年の目標は3つに絞り込んでいる。

一つは組織の拡充させていきたい。採用を進め、お客様にしっかりと答えられる組織基盤を創っていきたい。
二つ目は個人としてリーダーシップの力を高めていきたい。拡大した組織を自らの率先垂範やコーチングを通じて前に推し進めていきたい。
三つ目はプライベートを充実させたい。仕事と休みのメリハリをしっかり行い、趣味であるサッカーや読書、旅行などに時間を使っていきたい。また、友人とも時間を作って飲みにいきたい。

そして、仕事もプライベートも充実した一年を送りたい。

さて、今年一年でどこまで実現できるのか。2006年を迎え、この文章を振り返って「大変よくできました」のハンコを押せるよう日々意識して行動していきたい。皆様の一年も素晴らしい年でありますように。(^^)

感謝祭への感謝の言葉

感謝祭のアイディアは4月期ファイナンス基礎の懇親会で生まれた。実はその数日前に「名古屋校開校プロジェクト」がプレジデントアワードにノミネートされていた。受講生の皆さんと飲んでいたときにそのことをお話しすると「それじゃーそれをネタに飲みましょうよ。」という話になり、それを受け「わかりました。落選したらポケットマネーで飲み代を出しますよ。(^^)」と冗談混じりに盛り上がった。

ご存知の通り、無事プレジデントアワードを受賞することができた（受賞の模様はコチラ！）のだが、その授賞式では早速「受講生の方と約束をしました。名古屋で感謝祭をやります！」と宣言した。名古屋校に携わるスタッフも賛成してくれたので、日程を8月7日と決め実行に移すことにした。

そのときは知らなかったのだが8月7日は「木曽川の花火」というビッグイベントの強敵がいた。ある受講生の方からは「きっとそんなに集まれませんよ。」と苦言を言われてしまった。さらに当日はスタートの時間が近づくと雷と大雨に見舞われどうなることやらと思っていた。しかしながら、蓋を開けてみると80名が入る会場がいっぱいになるほどの方々にお集まりいただいた。

お一人お一人の顔を見ながら冒頭に挨拶をさせていただいく。その挨拶が終わるとなかなか拍手が鳴り止まず、とても感動した。さらに、受講生の方からは寄せ書きとオリジナル日本酒をプレゼントいただいた。

その後は、各テーブルを回りながら様々な話に花を咲かせた。3時間がアッという間に過ぎ、参加された方々も「楽しかった」と感じられる素晴らしい会となったと思う。

実は個人的には3度目のプレジデントアワードだったのだが今回の受賞が一番うれしいものだった。それは受賞を名古屋校の受講生の皆様や多数のゲストの皆様、さらには講師の方々、そして、共に駆け回ったスタッフのみんなと一緒に喜びを分かち合うことができた
からである。

ちょっとしたアイディアから広がった感謝祭であったがこのような会を実現できて本当によかったと心から思う。私は死ぬ前にこの感謝祭のことをきっと思い出すだろう。素晴らしい思い出の1ページとして。

皆様、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

プレジデントアワード受賞！！

「名古屋校開校プロジェクト」がプレジデントアワードを受賞した。

グロービスでは年に1度、年度末（グロービスは6月末決算）にプレジデントアワードを決める。年度を振り返り、グロービスグループの発展と良き企業文化の醸成に寄与したチームがアワードの対象となる。

7月12日、グロービスのオールスタッフミーティングという社員全員が集うミーティングにて発表される。事前にノミネートチームは発表されており、6チームに絞り込まれていた。もちろん「名古屋校開校プロジェクト」もその1つとして選ばれていた。

今回は我がチームには負けず劣らず素晴らしいチームがノミネートされていた。それだけに今回の受賞は難しいかもしれない、あまり大きな期待はしないでおこう、と自分に言い聞かせて会場入りした。

早速堀よりノミネートの紹介がされる。6つのチームについてそれぞれの貢献が発表・解説された。

そして、いよいよ発表である。期待はしないでおこう、と思ってはいたが発表が近づくにつれてドキドキと気持ちが高鳴ってくる。一緒にチームで頑張ってきた野田や稲葉、小山田の横顔を覗くと彼女達もドキドキしているようだ。そして、ついに発表がされた。

「今年のプレジデントアワードは名古屋校開校プロジェクトで す！ジャーン！！」

会場全体に大きな拍手が鳴り響く。僕は大きく手を広げガッツポーズをする。少し前の席に座っていた野田が振り返り満面の笑みを向けた。一生懸命やってきてよかった、そう心から思える至福の瞬間であった・・・。

振り返れば1年前の今ごろは名古屋にGMSというスクールはなかったのだ。この仕事を任され初めて名古屋入りした時の不安を思い出す。蓋を開けたら誰も集まらなかったらどうしよう、そんなことを思う自分の弱い気持ちを忘れさせるためにできる限り多くの方にお会いした。一人ひとりにGMSの価値を伝えようと努力をした。

最初は野田と2人だけで進めていたチームに、小山田が、そして、稲葉が加わった。少しずつ本格的なチームに育っていった。最初はオフィスもなくスターバックスがオフィス代わりだった。それが、いまや綺麗なオフィスと教室、ラウンジを持てるまでになった。そして、名古屋校でのべ650名の方が受講するまでに至っている。

この一年間で名古屋校が新しく生まれ、成長しつつある。この変化は僕らが起こしたものではない。これは、僕らの思いに賛同して受講をしようと決意してくれた受講生の皆様がいるからできたことなのである。そう、受講生の皆様の一人ひとりのおかげなのだ。そう強く感じる。

皆様がいてくれたから、今回のような感激を体験することができました。感謝！
感謝祭では一緒に飲みましょう。