皆さんはキャリアというものをどこまで考えていらっしゃるだろうか。9月2日に「やりたいことをできることに」というテーマでキャリアデザインワークショップを開催した。このワークショップを開催した理由は2つある。
1つは1人ひとりの方がご自身にとっての良きキャリアを築いてもらいたいという個人的な願望を持っているからである。これからの世の中では間違いなく、個人に光が当たる。会社が決めたキャリアパスに乗っかることが本当の幸せではなく、自分基準で決めたキャリア、つまりその人のオンリーワンのキャリアこそがその個人の幸せにつながると考えるからだ。
もう1つの理由は、GMSの教育理念である。GMSは、
・自らの志と生き方(キャリア)を見つける場
・理論と実践を融合した能力開発の場
・将来にわたる人的ネットワーク構築の場
を提供するものとしている。これまで名古屋校では能力開発のや人的ネットワーク構築については機能してきたと思うが、生き方(キャリア)を見つけるということにおいて、踏み込んだ内容のものを提供するに至っていなかった。
上記の2つの理由から、キャリアデザインワークショップを提供したいと今年の初めごろから考えていたが具体的に動かすことができずにいた。それ以外にもやらなければならないことが多数あったことが実現に至らなかった理由であった。しかし、良き仲間に恵まれ、やらねばならないことも乗り越えることができ、やっとキャリアデザインワークショップに時間を使えるようになった。
セミナーでは、ワークショップを繰り返し行いながら、ご 自身の
「できること」
「やりたいこと」
「上記のベースとなる価値観」
を探る。その上で、キャリアを考える上でのフレームワークをご紹介していく、という流れで進む。2時間という限られた時間の中では得られるのは”気付き”レベルになると思うが、今回ご紹介した考え方をベースにご自身をさらに深堀していくと「自分の向かっていきたい方向性」を見出すことができると思う。
参加者の方からのアンケートも高いスコアで、コメントでも「これまで気付けなかった自分自身に気付けた。今後も継続して考え続けたい。」等、ポジティブなフィードバックをいただいた。 一方で改善点もご指摘いただいた。次回以降を行っていく際にはフィードバックを改善し、さらに価値の高いものを提供していきたいと思う。
今回ファシリテーターをさせていただき感じたのは「やはり同じ人はいないんだ」ということだ。冒頭書いた通り「その人なりのオンリーワンのキャリア」というものの大切さを改めて実感した。今後もこのような場を提供し、多くの方にご自身を再発見していただきたいと思う。
参加いただいた皆さん、お疲れ様でした。ご興味のある方はぜひ次回にご参加ください。
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