10月期のすべてのクラスが終了した。そして。2003年もいよいよ幕を閉じようとしている。皆さんに とって2003年はどのような年だっただろうか。 私にとって2003年ほど仕事人として充実していた年はない。
今年の初め、受講生向けメルマガの「奮戦記」の第1回にも書いたが、一つのメールから、名古屋の仕事を担当することに決まった。ずいぶん昔のような気もするし、ついこの前のような気もする。1月の段階では新しいことにチャレンジする”喜び”と未来が見えない”不安”。その二つが複雑に絡み合った状態だった。
そして、その後の1年間、そのはざ間を行ったり来たりしていたように思う。10月からクラスがスタートすると”喜び”と”不安”のうち、特に”喜び”の意味合いが変化してきた。それまでは、
-全く新しいマーケットで勝負すること
-この事業に自分が貢献できていること
に”喜び”を感じていた。つまり事業の成長に目がいっていたのだが、実際にクラスが始まると、
-受講生一人ひとりの方が変化していくこと
に”喜び”を感じるようになっていった。 たとえば、クラスの中で消極的だった人が回を重ねるごとに積極的になっていく、とか、「実は仕事で学んだことを使ったら回りの反応が良くって」なんてことを笑顔で語られたり、とか。
受講生の方の変化を見つけると”喜び”を感じる自分がいた。この変化は私にとってはよいことだと思っている。事業全体を俯瞰するようなマクロな視点と、受講生一人ひとりの方を見つめるミクロな視点。その両者を持つことができるようになったからだ。(もちろんまだまだだが・・・)
このような変化が生まれたのは、一つのメールからスタートしたこの仕事に、そして、その過程で出会った多くの方々に井上陽介という人間を鍛えていただいたからだと思う。感謝。
さて、2004年はもう目の前にきている。できれば来年は2003年以上に充実させたい。そのために、年末年始の時間を使って、
-そもそも自分は何をやりたいのか
-自分をどのように成長させていきたいのか
ということを改めて考えていきたいと思う。そして、1月に皆さんにお会いし、また語り合いたい。 皆さんも、コタツに入りながらそんなことに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
今年はこれで終了です。ご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。 では、よいお年を!(^^)!
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