静岡県の磐田市駅にヤマハ発動機に訪問するために降り立った。駅を出てロータリーにいくと外国人がたくさんいることに驚いた。そして、タクシー乗り場に向かうと「警告!」と書かれた文字の横で「Aviso!」と書かれている。どうやらポルトガル語のようである。近づいてみるとタクシー乗り場脇の看板は日本語だけでなく、その下にポルトガル語らしき文字の両者で説明書きがされている。
タクシーに乗って「どういうことなんですか?」と聞くと、「日本人がやらないような仕事が増えてきて、その仕事をするために外国人を多く受け入れていて磐田市は外国人比率が上がってるんです。」ということであった。
気になったのでオフィスに戻って調べて見ると、磐田市は人口17万人。そのうち8,500人、つまり人口の5%が外国人になっている。それ以外の都市も以下のようになっているそうである。
静岡県磐田市 17万人 外国人 8千500人 5.0%
愛知県豊田市 35万人 外国人 1.1万人 3.0%
愛知県豊橋市 37万人 外国人 1.5万人 4.0%
岐阜県美濃加茂市 5万人 外国人 4千人 7.5%
岐阜県可児市 10万人 外国人 5千人 5.0%
東京都新宿区 30万人 外国人 2.9万人 10%
大阪府大阪市 259万人 外国人 12万人 4.6%
ちなみに、日本全国では、191万人の外国人がいて人口に占める割合は1.5%。東京都全体で外国人比率は2.6%だそうである。このような数字を見ると、中部圏の都市でのグローバル化が進んでいることがうかがえる。
今後も製造の現場を嫌う日本の若者が増え、引き続き日本のメーカーが日本国内での生産を拡大し続けていくとなると外国人の労働者の必要性は高まっていく。その中で、各自治体は、日本人にも、そして、外国人の方にとっても住みやすい環境をつくっていくという新しいチャレンジに直面しているのであろう。このような現実を受け止め、2001年には浜松市で「世界都市ビジョン」が掲げている。グローバル化は中部では大きく進んでいたのだ。
Very true! Makes a change to see someone spell it out like that. :)
投稿情報: cheap car insurance now | 2013-11-09 20:10