本日は東京出張である。朝から立て続けにグロービスの東京オフィスで3本ミーティングが重なっている。その後、東京駅周辺にあるクライアント企業や今度セミナーをお願いしたいと考えている方との打合せをこなす。いずれも密度の濃い議論で、あっという間に時間がたっていく。
夜は今年に上場を予定している某ベンチャー企業の経営幹部の方と食事をしながら、ざっくばらんにいろいろな話をさせていただいた。ただでさえお忙しいのにも関わらず、私がたまたま東京出張だというのでわざわざお時間を空けてくれていた。ありがたいことである。
その方と話をしていてすごいなぁと感じたのは、ビジュアルに将来像をイメージされていることである。
今ある既存のビジネスがどれぐらい伸びるポテンシャルがあるか、そして、どの当たりで頭打ちするかということを数字で明確に語られる。
そして、既存のビジネスで培った強みを生かしながらいかに新しい事業を作り上げていくか、それをやる価値は一体なんなのか、ということを具体的に語っていらっしゃる。
これができるのは、考え抜いた過程があるからに他ならない。よくグロービス代表の堀義人が「信念とは思考の極み」であると語る。信念になるほどの考えは徹底的に考え抜いた結果生み出されていくのだ、ということを言わんとしているのだ。
徹底的に考え、未来を描ききる力がおありだからこそ、上場目前まで会社を育てていくことができたのだろう。
翻って自分にはそのような力があるのか、と言えばまだまだである。未来はどうなるのか、将来のあるべき姿とはなにか、そして、その中で自分はどのように動いていたいのか、ということを、考えて考えて考え抜くことが今必要なのだろう、と東京からの帰りの新幹線の中で考えていた。
岩田さん
コメントありがとうございます。ネタにはどんどん使ってくださいませ~。
しかしニュアンスが違ったとするとそもそもわたくしの理解が間違っていたかも?
だとしたらお許しください。
また飲みましょうね!
井上
投稿情報: 井上陽介 | 2006-03-12 00:02
こんばんは。
昨日堀代表の名古屋校講演に参加しました。
質問で井上さんのブログに「信念とは思考の極み」とありました。と勝手ながら質問のネタに使用させて頂きました。私の質問が言葉のニュアンスが違っていたみたいで、代表には講演を延長してまで説明頂いて感謝しております。
後からになりましたが勝手に引用しましたのでお詫びと報告まで。
投稿情報: 岩田知倫 | 2006-03-11 20:32