今週に名古屋オフィスに新しいスタッフが2名加わった。これにより名古屋現地のスタッフも11名となる。名古屋プロジェクトスタート時の2名から考えると着実に成長をしてきている。うれしい限りである。(^^)
ただ一方で、自分の役割については再考していかなければならない。これまでは、私が名古屋のスクール部門、企業研修部門の両者について相当突っ込んで仕事をしてきたが、組織の規模も徐々に拡大していく中で、自分の役割を定義し直していく必要があると考えている。
組織マネジメントを考えていく上でスパン・オブ・コントロールという概念がある。これは一人の管理者がどれぐらいの部下の人数を統率できるか、という管理範囲の幅のことである。当然、管理範囲のキャパシティを超えてしまえば、組織効率が悪化していくのだ。
先日私がある研修を受講していた際に、アメリカ陸軍において昔は12名を1単位としてきたが、数年前から6名1単位に変えたという話を聞いた。
現代の軍隊では様々な情報支援ツールが充実してきて一人の兵士の役割が増してきている。そのような中で、隊長が一人の兵士から得られる情報の量や質の幅が広がってきている。その結果、管理範囲を絞り込まないと隊での意思疎通を円滑にできなくなってきているということだそうだ。
名古屋オフィスも11名となり、大きくは2つのサービスラインを持つ。従いお客様もそれぞれ違うわけである。そのような状況であるから、今まで同様のスタイルでマネジメントを行なうことは、スパン・オブ・コントロールの観点から限界に近づいていると感じている。
では、どうするか。それは、私自身の役割を変えていき、組織全体で価値提供をしっかりと行なえるような体制に移行させていく必要があるのだろう。スタッフの皆さんとよい方法を探っていきたい。
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