CERANのコースの合間に車を借りてマストリヒトまで訪れることにした。マストリヒトはスパから車で約1時間半のオランダの街である。マストリヒトはEU条約が調印された街として有名な街である。
車はトヨタヴィッツ(ベルギー名ヤリス)をレンタカーで借りた。ただ、驚いたことに借りたヴィッツはマニュアルなのである。免許はマニュアルで取ったのだが、その後、使用した車はすべてオートマであった。なので、ほぼ15年ぶりにマニュアルの車を運転することとなった。
さらに、ヨーロッパは日本とは違って右車線通行となる。さらにオランダに入るとサインはすべてオランダ語でもちろん我々には理解できない。加えて、街中に入るとたくさんの自転車が自転車路線を通っている。
マニュアル、右車線、オランダ語の看板、自転車という四重苦の中、なんとかマストリヒトに到着することができた。
マストリヒトはスパよりも大きな街である。街の中心を大きな河が流れていてこれもとても美しい。もちろん、ヨーロッパの街並みに欠かせない美しい教会もある。
ヨーロッパのすばらしいところは、国境を感じさせないことである。車を走らせれば、EUの国々を闊歩することができるので、様々な街に行く ことができ、多くのカルチャーを感じることができる。これは日本にはない醍醐味である。
さらに、マストリヒトだけではなく、スパの近くの街Theuxに小さな美しいシャトーがあると聞いて訪れてみることにした。行ってみると小さいがとても趣のあるシャトーがあった。美しい緑の中にシャトーが存在している。息を呑む光景に圧倒され、しばしの休息を得た。
コメント