井上陽介のブログ

書籍「会計指標入門」

GMS名古屋校でも「アカウンティング」のクラスを持ってもらったことがある大津講師が書籍を出版された。（大津講師のプロフィールはこちら）

大津講師からの案内文を紹介したい。

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実はこの度、2月から修行僧のように書き続けた書籍が、ようやく完了しました！
いよいよ明日、9月29日、私の最初の書籍となる『企業価値を創造する会計指標入門』　（ダイヤモンド社　\3,780）が出版されます！

副題としてつけた、「10の代表指標をケーススタディで読み解く」の方が本書の概要と目的を良く表しています。

内容は、様々な企業が実際に経営目標として掲げている10の代表的な会計指標を取り上げ、これを会計指標の意味とその企業が目標として掲げる意義の双方から読み解いているものです。10の会計指標を10のケーススタディ（＋　トヨタはコラム挿入）で読み解いています。

■掲載指標とケーススタディ企業
　・ ＲＯＥ（武田薬品工業・トヨタ自動車）
　・ ＲＯＡ（ウォルマート・ストアーズ）
　・ ＲＯＩＣ（日産自動車）
　・ 売上高営業利益率（ソニー）
　・ ＥＢＩＴＤＡマージン（ＮＴＴドコモ）
　・ フリー・キャッシュフロー（アマゾン・ドットコム）
　・ 株主資本比率（東京急行電鉄）
　・ 売上高成長率（ＧＥ）
　・ ＥＰＳ成長率（花王）
　・ ＥＶＡ（松下電器産業）

なかなか名古屋に行く機会はないですが、皆さんの近況などもぜひ時折お聞かせください。今後ともよろしくお願いいたします。

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会計やファイナンスという科目はライブドアのフジテレビ買収騒動に端を発し、注目されているが、その中身を十分に理解している人は少ないでしょう。

私もぜひ読んで改めてアカウンティングについて学んでいきたい。

四日市でクリシン

四日市に向かった。四日市に行くのは1年半ぶりである。前回は某社に営業に来ていたのだが、今回は別の某化学メーカーにお招きいただいたのである。

同社に勤めるある受講生（以下Yさん）がスクールを受講し非常にためなったので、何とか同僚にグロービスのクラスを受講してもらいたいと考えた。そのことを弊社スタッフの稲葉に相談いただき、社内でクリシン体験セッションを行うことが決まったのだ。

Yさんが社内の意識の高そうなメンバー20数人に声をかけ、結局当日は20名弱の方々にお集まりいただいた。かなりの確率である。

2時間弱ではあるが、クリシンのほんのエッセンスを体験いただくためのセッションをさせていただいた。和やかなムードで笑いも巻き起こり、皆さんには楽しんで学んでいただけたのではないだろうか。

今回の体験セッションを終え、グロービスを理解いただくためには、やはり体験いただくことが非常に重要であると改めて認識した。グロービスのサービスは無形物であるからパンフレットや教材だけみても、本当の意味では理解しきれないだろう。それを打破するためには、体験いただくことが早道である。

三重県にはまだまだアプローチできていないので、今後はさらに三重県での活動の幅を広げていきたい。また、それ以外のエリアでも、今回のような機会をいただけるなら、ぜひお邪魔したいと思う。

さて、その後、四日市市内にある呑喰（どんく）でYさんと同僚の方、そして、稲葉と井上で様々なことを語り合った。結局、11時過ぎまでご一緒して、近鉄特急の終電に乗り込んで名古屋に向かった。

＞Yさん、今回のような機会を作っていただきありがとうございます。またお会いしましょうね！

涙

仕事で涙を流したことがありますか？

私は一度あります。自らが手がけている仕事に対して、社内の別の部署の人からこけにされ、それに反論できないことがありました。その日の帰りの電車に乗っていると、悔しさのあまり涙が流れてきました。ずいぶん前の話ですが、仕事人生では一度きりの経験です。

過去を振り返ると、高校時代、大学時代、いずれもサッカーで試合に負けた際に大泣きした記憶があります。さらに昔にさかのぼると、家族でやっていた麻雀やボードゲームで負けて泣いていたことを思い出します。

私はうれしさで泣くことはあまりありませんでした。悔しさで泣くことばかりでした。これは生来の気質なのでしょう。

　

今日、ある方の涙を見ました。その人も悔しくて泣いていました。共感できました。がんばってほしい、できる限り応援したい、そう感じています。

泣く暇があったらちゃんと仕事をしろ、という声もあるでしょう。でも、精一杯やってもうまくいかないこともあります。そんなとき、悔しくて泣けてくるのです。

でも、その涙を乗り越えると人は大きくなるでしょう。きっと。

　

偶然からキャリアをつくる

「人材教育」という雑誌をご存知の方はいらっしゃるだろうか。

この雑誌はJMAMが発行している雑誌である。主に企業の人材開発担当者向けに書かれている雑誌である。中身は企業研修の最近の動向について書かれているのだが、それだけではなく、経営者のインタビューや各種企画が組まれていて結構読ませるのだ。

10月号のテーマは「偶然からキャリアをつくる」というテーマで早速手に取ってみる。その中に「プランドハップンスタンス理論」を提唱しているクランボルツ氏が慶應義塾大学のキャリアラボで講演した模様が紹介されている。

このプランドハップンスタンス理論については、ずいぶん前に書いた「いかりや長介に捧げるキャリア論」で触れた。

この理論は、キャリア形成において、予期せぬ出来事は非常に大きな役割を果たす。だからこそ、その予期せぬ出来事をうまく呼び込み、モノにすることが大切である、と提唱している。

「偶然からキャリアをつくる」というと、本人は何もせずに偶然を待っていればよいと受け止められてしまうが、そうではない。偶然を必然に変えるために重要なことは「行動」だと言っている。

　－取るべき行動を常に考える
　－一度に一歩ずつ進める
　－それぞれのステップから生まれるチャンスを見極める
　－選択肢を多くしておく

この4つのポイントを押さえ、「行動」を重ねていくことで、よりよいキャリアをつくることができるとクランボルツ教授は語る。

このプランドハップンスタンス理論の対極に位置づけられるのは「キャリア戦略を明確に立てる」スタイルである。自らの能力や志向を棚卸した上で明確な方針に従って自らのキャリアを選択し作り上げていく方法だ。

私は今どう思うかというと、その両者の視点を常に持ち合わせることが大切であると思っている。

自分には何ができて、何ができないか、何をやりたくて、何をやりたくないのか、ということを冷静に考え、キャリア戦略を描いてみる。また、それだけではなく、上記のような4つのポイントを抑えた上で偶然を呼び込めるように行動も重ねてみる。

この両者をバランスよく行っていくことが大切なのだと思う。

赤坂でフットサル

東京への出張が入り麹町にある東京オフィスで20時近くまでミーティングを行う。その後、歩いて移動。どこへ行ったかというとフットサル場である。なんと赤坂にフットサル場があるのだ！

　フットスクエア赤坂：　http://www.foot-square.com/akasaka/

グロービスから歩いて5分ちょっと。まさかこんなところにフットサル場があるとは思いもよらなかった。全共連ビルというビルの屋上にあるのだが、屋上には多くのフットサルプレーヤーがいる。その屋上からはそびえ立つプルデンシャルタワーや赤坂プリンスを眺めることができる。なかなか気分の良い空間である。

今回のフットサルはグロービスのアカウンティングの講師をされている櫟木（イチキ）さんと櫟木さんクラスの受講生仲間中心としたメンバーで行なった。櫟木さんには名古屋でもクラスを持ってもらったこともあるので、ご存知の方も多いであろう。実は、このメンバーの中に学生時代からの腐れ縁の友人まさるもいて今回は彼に誘ってもらったのだ。

約1時間半、ボールを追いかけ、いい汗をかき、その後近くの串焼き屋へ懇親会へ向かった。

最近体を動かしていなかったので、とてもよい時間であった。

旅立つ友へのアルバム

本日は友人の花ちゃんの送別会であった。花ちゃんとは中学1年生からの出会いで、かれこれ18年以上の付き合いである。

その花ちゃんが海外に転勤になることが決まったため友達に声をかけ壮行会を行った。場所は中目黒のカフェカラット。雰囲気は非常によいお店であった。

事前に花ちゃんへのメッセージを集めてアルバムをひっそりと作っておいた。

　　

　 　

　

　

　

　　

それぞれの友達からの心のこもったメッセージ、旅立つ人間ではないが読んでいてジーンとしてくる。
実はメッセージを挟んだだけでは完成ではなく、今日の写真を貼って完成になる。別途写真を貼った上で花ちゃんに贈ろうと思っているのだが、一応一通りメッセージを読んでもらった。

彼にはどう響いたのであろうか。聞いてみたいと思っていたが、感想を聞く前にこちらは酔っ払ってしまった。(^^;;

いずれにしても、新しい地でしっかりと地に足をつけてがんばってもらいたい。

Bon Voyage！！

GMS2周年&出版記念セミナー

名古屋の伏見にあるJMAXに向かう。今日はデラ・ベンチャーズの出版記念セミナーである。会場に着くと、著者である谷さん、磯貝さん、土’川さん、野呂さん、吉田さんをはじめ受講生の皆さんが準備に取り掛かっていた。

よくよく話をお聞きしていると出版記念パーティーということだけではなく、GMS名古屋校2周年の意味合いも込めてパーティーを開いたとのこと。ありがたいことである。

冒頭の挨拶をさせていただく機会をいただいたので、「数年前には何もないところにGMSを立ち上げるために名古屋にやってきた。そのときにはGMSという学びの場を作るだけではなく、経営に関する情報発信を行い続けていき、地域に貢献していきたいと思っていた。まさかこのような早い段階で名古屋の受講生の方から書籍が出るとは思っていなかったが、驚くとともにうれしさと感謝の念でいっぱいである。」と言ったことを話した。

少しアルコールが入っていたため、ロレツが回らないところもあったが、無事乾杯をし、多くの方々と語り合うことができた。久しぶりにお会いする方も多く、それぞれの近況を確認することができ、とても意味のある時間であった。

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　

パーティーの最後に2周年を記念して大きな花束をプレゼントしていただいた。我々からも出版された方々にお花をプレゼントしたのだが、比べ物にならない大きさだったので大変ありがたかった。

　

　

二次会が終わり家路に着く帰り道、花束を抱え歩きながら考えた。きっとGMS名古屋校を立ち上げていなかったら「デラ・ベンチャーズ」も出版されなかったであろうし、僕らも出会うことがなかったはずだ。2年間の足跡を振り返り、感慨深いものを感じた。

関連ブログ：「受講生が本を出版『デラ・ベンチャーズ』」

Beingに登場

9月21日発売の週間Bing（関東版）に登場してみました。

　

　

　

　

　

と言っても会社の広報から「出てくださーい。」と言われて二つ返事でOKをしただけ。先日約1時間の取材を行ったものが出版されたのだ。

その記事のタイトルは「社長の過去から会社の社風を知る方法」。なかなか大胆な(^^;;タイトルコピーである。

タイトルにもあるように社長の堀の過去から社風を探っていく。その検証役として井上が登場する。

取材当日は脱線して結構面白い話をしてたんだけど、さすがにそれは記事にはできないので、記事上では少々優等生的な回答になってしまったがこれは致し方ないか。
ただ、このような取材を受けると、自分の考えの整理につながるのでよい機会であった。

ご興味のある方は手に取ってみて下さい。（東海版には出ていないようです。残念。）

笹井氏コーリン社長就任

以前、企業再生をテーマにしたグロービス経営セミナーにパネラーとしてお越しいただいた笹井さんがコーリンメディカルテクノロジーの社長に就任された。（企業再生セミナーについてはこちら）

民事再生に陥った同社に経営企画部長として、再生の現場に入られた。そして、カーライルからオムロンへ売却され、見事コーリンは再生ステージを抜け、いよいよ成長ステージに入った。（当時の記事はこちら）

そのニュースから3ヶ月。笹井さんが社長に就任されるというニュースを今朝見て驚いた。（記事はこちら）

しかし、はじめは驚いたのであるが、考えてみるとこうなることは時間の問題だったのだろう。

再生の現場で中心におられたのは笹井さんである。その笹井さんがオムロン傘下で成長の舵取りを担う。オムロンでは最年少の社長になるそうであるが、笹井さんの高い能力、密度の濃いご経験、そして、人間としての器を持ってすればコーリンの成長を率いていくのは間違いないだろう。

ご活躍を祈念している。

7月期クリシン最終回

7月期のクリシンも気がつけば第6回。つまり最終回である。

受講生の皆さんにとっても、長いようであっという間の3ヶ月間であったと思うが、講師である私にとっても同様であった。

今日のクラスの最後に以下のようなことをお伝えした。

「クリシンで学んだことは論理的なコミュニケーションや問題解決のスキルである。まだまだ、経営という分野で学ぶ範囲は広い。さらなる自己研鑽を図るためにグロービスをうまく使ってほしい。
また、クリシンで学んだようなスキルを得て満足しないでほしい。そのスキルを用い、熱いハートを持って実践してほしい。実践こそに意味があるのだから。」と。

その後の懇親会では大いに盛り上がり、最後まで残ったメンバーは2時近くまで飲むことになった。

帰られる人、一人ひとりの方と握手をして別れた。その握手で私の思いが少しでも伝わればと思いながら。

＞7月期のクラスの皆さん、お疲れ様でした！また、お会いしましょうね！(^^)