先日参加したファシリテータースキル育成研修についての社内勉強会を開催した。
自分が学び取ったことを、周囲の社員の方々に自らの言葉で伝え、皆さんに少しでも学びと気付きを得てもらうことが目的である。
その資料を昨日作っていて参考になったのが、今から4~5年前に大阪でやっていた「大阪ナレッジシェアリング(OKS)」である。このOKSは当時グロービス大阪オフィスの若手有志のメンバーで様々なテーマについて勉強会を行っていた活動である。
このOKSは「自分が学びたいテーマについて約1ヶ月ほど勉強し、それを発表し講師としてファシリテーションを行う」というルールで行っていた。
私が取り上げたテーマの一つが「学習する組織」であった。この学習する組織=ラーニング・オーガニゼーションはピーター・センゲ氏が書いた「最強組織の法則」で提唱された概念である。
環境変化が速い時代には自律的に変化しく組織しか生き残れない。変化するためには継続的な学習が欠かせないはずで、それを組織として行い続けることができる学習する組織が次の世代の企業のあるべき姿である、ということが書かれている。
そして、このような組織におけるリーダーはファシリテーターのように高いコミュニケーションスキルを活用し、議論や対話を生み出していく役割が求められる、ということについてOKSで発表を行ったのだ。
そのことをすっかりと忘れていたのだが、「そういえば・・・。」と思って当時の資料を見てみるとまさにそのようなことが書かれていた。今回の勉強会ではその当時の資料をベースにして、今回学んだことを加えて発表させていただいた。
さて、参加した皆さんにとって学びはあっただろうか。
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