今日から明日までの2日間はGMSリトリートである(リトリートについてはこちら)。GMSは東京校、大阪校では経営大学院への認可が文部科学省からおり、この4月よりスタートした。GDBA生を合わせると、100名を越える方々がMBAプログラムに進んだことになる。
今回のリトリートは、次なるステージへの進化のために、何に優先順位をおいて活動をすべきか、全スタッフで議論し、方向性を打ち出していくことが目的である。場所は、熱海にある大観荘という旅館である。
リトリートではいくつかのグループに分かれるのだが、そこで一つのグループのリーダーに急遽指名された。そのような準備は全くしてなかったので、その場で
-何をどのように議論していくのか
-そして、どこまで拡散させて、収束させていくのか
ということを瞬時に頭をめぐらせていく。このようなときに役に立つのは実際に講師をやっている経験である。時間を横目に見ながら議論をリードしていく。
また、参加者の方々がどのような情報や経験を持っているのかを知っていることも役に立つ。この認識があるのは、普段からできるだけ多くのスタッフと情報交換をしようと心がけているからであろうと思う。
最終的にわがグループは時間通りにアウトプットを完成させ、私自身がプレゼンに臨んだ。全てのグループの発表が終わって一通りの議論を踏まえ、堀から方針が共有され、初日のセッションが終わった。
我々一人ひとりは、普段は各機能や各拠点の仕事に深く張り込むため、全体像やそれぞれの関連性に思いを馳せる機会がなかなか得られないが、このような議論を通じてそういった視点で捉え直すことができるようになる。その意味では非常に有意義な時間であった。
そして、温泉に入り、夕食をかねた懇親会会場に向かった。